夏のブリュッセルを彩る催事の1つが、 2年毎に世界遺産 グランプラスで開催されるフラワーカーペット ベルギーを代表する大規模なイベントです。
その広場の中央に縦75m横25mの広さで70万株ものベコニアの花が敷き詰められ、 美しい模様のカーペットとなフラワーカーペットの始まりは1970年、 当時ブリュッセル市の助役だったデ・ロンス氏とヴァン・デン・ヒュヴェル氏が ブリュッセルから西へ列車で1時間のオーデナルドへ行った時、 広場に花の絨毯が敷き詰められている光景を見た事からだそうです。 ぜひブリュッセルのグランプラス広場も花で埋め尽くしたいとの思いから その翌年の8月15日、当時は駐車場となっていた広場を 車ではなく新鮮な花々で埋め尽くしたのです。
花はゲントから運ばれてくるベゴニア。 ベゴニアは元々、西インド諸島原産の花ですが、 1860年頃よりゲント地域で専門的に栽培されていることで知られています。 絨毯のデザインは1年位前から準備に入り、 その時々のテーマに基づいたデザインが考えられます。 記念イベントだったり、市の紋章だったり、 地元の園芸協会の協力で決められるそうです。 そして園芸、造園などの職業に携わる約100人のボランティアの人々の手によって 一つ一つ生の花が置かれ、モコモコのカーペットの模様が作られていきます 約4時間の作業だそうです。 生の花なので、3日のみの開催(2008年は8月15~17日) 2008年のテーマは18世紀のフランスのタペストリーだそう。
chocolatが産まれた年に、念願のフラワーカーペットを見ることが出来て 良い思い出になりました💗
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